国連で提唱された、環境分野での国際語 Mottainai 「もったいない」。
そんな「もったいない」を絵本を通して考えるESDイベント第一回を開講しました。
「もったいないばあさん音頭」をBGMに登場したのは、
杖をつき、少しよろめきながら登場した
もったいないばあさん。
もったいないばあさんに会えると楽しみにしていた
子ども達は大喜びです。
もったいないばあさん?!
そのめがね、ほんもの?
と、色々と気になって仕方ありません。
もったないばあさんは
絵本を2冊読んでくれました。
天国と地獄の本、
いただきますの気持ち、
読みながら、ひとりひとりが
たくさんのことを考える機会に恵まれました。
また、もったいないばあさんは色々なことを教えてくれました。
・平均して、一日におにぎり二つ分の量の残飯をみんなが出している
・ハンバーガーひとつを作るのに、たくさんの材料が必要。その中で、牛の飲料水などはお風呂5杯分
・世界中の子ども9人のうち一人は、いつもお腹を空かせている
など、普段あまり意識しないことを分かりやすい例で示してくれました。
どうして、ご飯を残さず食べないといけないのかな?の質問に、色々な意見が出ました。
「ごはんを食べないと元気が出ない」
「ご飯を食べないと、公園で遊んでいてもすぐにお腹がすいて、おかあさんに怒られる」
「工場で作ってくれる人の気持ちが入っている」
「疲れて生活ができない」
みんなが自分で考えて、自分の考えを言葉にしてくれました。
正解や間違いはありません、考えて言葉にすることが大切です。
積極的に手を挙げて、意見を交換をしてくれるのが、スクールの子ども達の素晴らしいところです。
最後に「お腹が空いているお友達が少なくなるために、みんなが出来ることは何かな?」
の質問にも、たくさんの意見交換をしてくれたみんな。
先生に優しく引き出してもらいながら、子ども達の頭の中、心の中が少し見えたようでした。
最後は、もったいないリーダーとしてのワッペン贈呈式。
「お家の人に、Mottainaiについておしえてあげて下さいね」と、授業を終了しました。
第二回、第三回も楽しみにして下さいね。
自然や動物について、
リサイクルなどについて、
みんなで考えて
みんなで意見交換をします。
もったいないばあさんも
まだまだ、たくさんのことを教えてくれそうです。
スクール生でないお友達も
ご受講頂けます。
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