JICA九州さんのご協力を頂き、世界の環境問題や日本以外の国の文化、子どものあそびなどに触れました。
海外からのお友達、先生、ゲスト、絵本や教材、等々、日常から他国のの文化や言葉に触れる機会の多いスクールの子ども達ですが、更に日本や世界を知る素晴らしい機会となりました。
園外保育・園外学習として今回訪れたJICA九州。
独立行政法人国際協力機構(JICA/ジャイカ(注))は、日本の政府開発援助(ODA)を一元的に行う実施機関として、開発途上国への国際協力を行っています。
(ホームページより抜粋)
ご挨拶をしてすぐにご案内頂いたのは、世界のCO2二酸化炭素排出量を分かりやすく解説したセクション。
車の排ガスや、エアコンをたくさん使うことで、大気に排出されるCO2。
国や大陸によって、排出量が大きく異なるのに驚きました。
環境を守るためにどのようにしたらよいか、これからスクールでも考えていきましょう。
隣のボードには、12歳の時に国連会議(環境サミットinリオ)で
「伝説の」スピーチをしたセヴァン・スズキさんの訴えの内容がありました。
今はお子さんもいらっしゃるセヴァンさん、北九州にも訪問されることもあります。
次にご案内頂いたのは、世界からの研修員の方がお持ちになったお土産の数々。
子ども達も色々な国からの品々に興味津々。
英語や日本語で国名を読んだり、ツタンカーメンの表情の真似を競ってしたりしました。
そして、研修室での子ども達のための講義の時間です。
みんながいつも食べているご飯が、どれだけ海外からの輸入に頼られているか、
他国と仲良くすることが、豊かで安全な暮らしにいかに大切か、など、
子ども達も分かりやすく教えて頂きました。
また、インドネシアの挨拶やじゃんけん、そして伝統の衣装、
スリランカのじゃんけんや伝統の衣装の着付け、
ベナン(アフリカ)の衣装や子ども達遊び方を学びました。
いつもと違うじゃんけんを、子ども達はとても楽しみました。
ベナンの服装の柄が、「電池」と言うのも珍しく新鮮でした。
講義の後はランチを頂き、図書館ツアーです。
以前住んでいたアジアの国やお友達の出身国について、本で探すお友達、
ロボット操作を楽しむお友達、
英語で出版されているまんがを読むお友達、
世界の National Anthem 国歌 のCDを聞くお友達、
世界のフードマップを見るお友達、
それぞれの午後を楽しみました。
体育館では、バスケットボールやバランスボール、
その他の運動で身体を動かしリフレッシュしました。
ロビーでスクールに帰る準備をしていると、
優しい研修員の方が子ども達と遊んで下さる場面も。
JICAの研修に参加している方は、世界から集まるトップの技術者や研究者など、各国の代表です。
お忙しい研修中に子ども達と交流を頂き心より感謝です。
大喜びの子ども達でした。
JICAの皆さま、ご同行下さった保護者様、子ども達の学びの環境を創り出し、見守って下さり、心よりありがとうございました。
最後に、JICAの施設についてです。
今回訪れた図書館や、世界の国々の料理が楽しめるカフェ(JICAFE)は、
一般の方に開放しています。
是非、遊びに行かれてみて下さい。